下剋上球児・教員免許なしは実話?!監督を続けられる?過去事例も調査!

日曜劇場「下剋上球児」第2話の最後、南雲先生が衝撃の告白をしました。

「僕は教員免許をもっていません」

これは、実話なのでしょうか？

ドラマ「下剋上球児」では、教員免許なしという衝撃の事実が明かされましたが、モデルの白山高校の監督も教員免許なしだったのでしょうか?!

また、現実に高校の部活動監督は可能なのでしょうか？

下剋上球児・教員免許なしは実話なのか?!

第3話の予告です。

南雲先生のモデル・東先生は？

ドラマは、実在する白山高校の甲子園出場をモデルにしています。

カンゼンから刊行している『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』（菊地高弘著）が原案となり、10月より放送されるTBS日曜劇場でドラマ化決定！
主演は鈴木亮平さん、2年ぶりに日曜劇場へ凱旋です！
ぜひ原案本を読んで、放送をお待ちください！#日曜劇場 #TBS #鈴木亮平 pic.twitter.com/2Jwhmwr0Uq

— カンゼン (@KANZEN_pub) August 5, 2023

2018年に三重県の公立高校・白山高校が甲子園に初出場するまでの軌跡を描いた「下剋上球児」（カンゼン／菊地高弘 著）を読み、当時のことを思い出し胸が熱くなりました。この軌跡にインスピレーションを受け、高校野球を通して教育や地域問題、教師や生徒の問題、そして様々な愛を描いた人間ドラマを作りたいと、絶大な信頼を置く脚本家の奥寺さんとともに各登場人物やストーリーをオリジナルで作り上げています。

引用：下剋上球児公式

南雲先生のモデルは、当時白山高校野球部の監督をしていた、東拓司さんです。

大阪体育大を卒業後、東さんは県の教員採用試験に合格するまでに６年もの時間を要している。

講師として雌伏の時期を過ごし、６年目に寮監兼務で勤めたのが昴学園だった。

今から17年前のことだ。

引用：WebSportiva

結論：モデルの東拓司さんは、教員免許を持って、指導しています。

ドラマは、あくまでも原案をモデルに「オリジナルストーリー」で描かれています。

東先生は、5年間教員採用試験に受からなかったそうですが、6年目に合格して、教師になりました。

「大学を出た後、母校の久居高校で講師をしながら野球部のコーチをしていたんですけど、５年も教員採用試験に受からなかったんです。『このままじゃダメだ』と思っていたところで、昴学園に勤めていた竹内伸さん（現・松阪監督）が声をかけてくれて。ここで寮監をしながら勉強して、絶対に受かるんやと思っていました」

引用 : sportiva

スポンサーリンク

下剋上球児・教員免許なしで野球部監督はできる？

越山高校の野球部は、現在の1年生メンバーが3年生になった時、甲子園出場を果たします。

それまで、南雲先生と一緒に頑張る姿を描くのですが、なぜ南雲先生は、教員免許を偽造したのでしょうか？

また教員免許なしで部活の監督は可能なのでしょうか？

なぜ、教員免許を偽造？

生徒達に真摯に向き合い、評判もよい南雲先生がなぜ、そのようなことをしたのでしょうか。

教員免許の試験は合格したが、大学を卒業するための、単位が足らず卒業できなかった。

単位が足りず、卒業証書を偽造したようです・・・

教員免許書は試験に合格すれば発行されます。

大学の卒業証書は、各大学で発行されますので、採用される県に提出するのに巧妙に作成されたものであれば、分からなかったのかもしれないです。

いずれにしても、犯罪です。

単位が足りず、卒業できないことが分かった時、妻が妊娠中で、安定した仕事が欲しかったそうです。

無免許のまま3年間教師をしていたことになります。

教員免許なしで部活の監督可能？

教員免許なしで、部活の指導はできるのか、調べてみました。

実際には、部活の指導者に教員免許は必須ではないようです。

外部コーチという形で指導している学校も多数あります。

高校野球の監督の条件は？

高校野球の監督の条件、気になりますね。

日本高等学校野球連盟を調べてみました。

学校長は、適任者として認めた者から当該加盟校の監督、コーチなど指導者を選任する。

さらに、各都道府県ごとに、県の高野連が規定を定めていました。

責任教師は、その高校の教師や教頭であること。

しかし、監督は監督として適任者であれば良いようです。

例えば、こちらは、ある県の高野連の規定です。

この条件であれば、監督は教師でなくてもできるようです。

しかし、「学校長が教育上、適当と認めた人」という条件があります。

まとめ

南雲脩二先生は、無免許で3年間教師をしていたことになります。

この衝撃に事実をどう、解決していくのでしょうか。

「自分で決着をつけます」と南雲脩二先生は、言ってました。

どのように決着をつけるのでしょうか。

今後、甲子園出場に向けて、野球部が活動するために、どのように解決していくのでしょうか。

日曜劇場「下剋上球児」情報まとめ